日遊協 総会後初の理事会を開催

一般社団法人 日本遊技関連事業協会(西村拓郎会長)は7月17日、定例理事会を開催し、本部事務所(オンライン併用)において記者会見を行った。総会後初の理事会であり、今後の取組みについて協議・確認した。

西村会長は冒頭、「先日の総会で新たに役員となっていただいた中で、東野昌一理事((株)平成観光)は、かつてはMIRAIの代表であり、日遊協副会長も務めていただきました。今回、中部支部長として理事に返り咲いていただいた。店舗は55店舗のチェーンを持っています。そして阿施浩行理事(NEXUS(株))は、同じく69店舗のチェーンを有しており、頼もしく感じています」と述べ、日遊協活動がさらに推進できるよう努めたいとした。また、西村会長は渋谷の自店跡地をイベントスペースとして提供しており、先日、「e東京リベンジャーズ」導入記念イベントに2000人超の来場があったことに触れ、「9割が女性ということで、コンテンツが当たっていたのでしょうが、初めてパチンコに触るという方も多く見られた」と、ファン開拓の取組みの一つとして手応えを感じたと述べた。

<主な議題>
①広告宣伝ガイドライン第3版「会員企業向け説明会の実施について/オンラインにより、会員各社に向けて、説明会を実施し周知した。
②自己申告・家族申告プログラムの推進状況/普及率において、全国47都道府県6484店舗中(6月末現在)6116店舗(94.3%)。
③委員会報告等
・社会貢献・環境対策委員会/今年で第8回となる「全国クリーンデー~地域大清掃 パチンコが日本をキレイに~」を、9月1日~10日の期間で実施する。パチンコに携わる企業が同じ時期に一斉に地域清掃を行うことで、企業としては地域貢献活動の一環として、業界としては全国におけるパチンコ業界のイメージ向上や環境意識の啓蒙に繋がる活動機会と位置付けている。全国クリーンデーでは、全国のべ1万7000カ所、4万人以上が一斉清掃を行ってきた。今年も、協力を呼びかけた。
・人材育成委員会/令和7年度「女性活躍推進フォーラム」の開催を予定。東京は9月10日、九州は9月25日にスタート。オンラインも併用しながら、令和8年2月に増客をテーマにプレゼンする。参加申し込みは8月下旬まで受け付けている。
・依存PT/5月15日、ギャンブル等依存症問題啓発週間に合わせてグループディスカッションを都内で試行した。当初は、オンライン等を利用して共有しようという想定だったが、現場における接し方など、依存問題の学びの場として今後、継続して企画していく予定。チャットGPTを利用した対応施策について試行が可能ではといった検討も行う。

一般社団法人 日本遊技関連事業協会