大阪府遊技業協同組合(平川容志理事長)は5月20日、第36回大遊協大阪パチンコ・パチスロファン感謝デーを記念した、社会貢献シンボルマーク作成の表彰式を遊技会館において開催した。
これは、今秋に開催を予定している第36回大遊協大阪パチンコ・パチスロファン感謝デーを通して、地域に密着した社会貢献活動を府民に伝えることができるよう社会貢献シンボルマークづくりを企画したもの。大阪遊協の社会貢献の取組みをどう伝えたらよいかを大阪芸術大学の学生たちに伝え、思い思いにシンボルマークを作成してもらい、17点の作品が提案された。その中より最優秀賞など選定した。表彰式では、担当する高田雄吉教授(デザイン学科)が今回の取組みについて、「学生たちは、アーティストとして自らの芸術を高めることはもちろんですが、今回の大阪遊協(クライアント)の依頼に対し、その期待に応えるシンボルマークを創り出すという課題をいただけたことに感謝しています」と授業の一環としても貴重な機会となったと述べた。
発表では、最優秀1点、優秀2点、佳作2点が選定されたことを発表。最優秀には、細川智滉さんの「遊びの力で社会貢献」に選定。「人と人を繋ぐような、愛のある社会貢献であることを示すため、ハートが前面に見えるビジュアルにしました。丸のオブジェクトでパチンコ玉を想像させつつ、丸で人の頭、ラインは腕と捉えて、人同士が手を伸ばし合うように、抱き合うようにも見えるよう工夫しました」と細川さんは表彰式で説明した。そして、「今回の経験を通して、デザイナーとして、社会貢献の一翼を担えることができればと思いました。大阪遊協の継続した社会貢献活動に役立てていただければと思います」と謝意を述べた。
表彰式においては、平川理事長が最優秀の賞状を渡した。なお、このシンボルマークは、今秋に開催する第36回大遊協大阪パチンコ・パチスロファン感謝デーを通して、発信されるとともに、今後の各種社会貢献活動の中で活用していく。