埼玉県遊技業協同組合(趙顕洙理事長)は5月14日、埼玉県庁知事室において、埼玉遊協が長年、埼玉県NPO基金に対して寄付を継続してきたことにより、大野元裕埼玉県知事から感謝状の贈呈を受けた。
埼玉県NPO基金は、県内NPOの自主的・自発的な社会貢献活動に対する支援を行い、その活動を促進し、NPO活動の持続的な発展を図るため、平成16年度に設立された。設立当初には県から1億円が積み立てられたが、現在は「民」が「民」を支援するシステムとして、広く民間からの寄付を募り、県民や企業等の団体の寄付を主な財源としている。集まった基金は、助成事業を始めとしたNPO活動を促進するための事業に活用されている。同組合では、平成22年12月20日から昨年までの15年間、当該基金に継続して寄付を行ってきており、こうした功績を評価され、知事感謝状の贈呈を受けたもの。
表彰後の知事懇談においては、大野知事から趙理事長に対し、同組合の長年の功績に感謝の言葉が贈られるとともに、趙理事長からは、「県内の地域課題の解決に取り組むNPO活動の少しでもお役に立てるよう、これからも支援させていただきたいと思います。また、私たち組合員のパチンコ・パチスロホールとしても、地域での防犯活動や災害支援活動等、各ホールが地域の安全・安心拠点となって存在感を発揮し、『地域に必要とされ、地域になくてはならない存在になる』ということを認識しています。県内各地にある地区組合やホールとともに、社会貢献活動を一層推進していきたいと考えております」と述べ、大野知事からは、「頼もしい限りです。県とともに引き続きよろしくお願いいします」とのコメントを受けた。