北海道4団体 2026年合同賀詞交歓会を開催

北海道遊技事業協同組合(合田康広理事長)、一般社団法人 日本遊技関連事業協会北海道支部(松谷義明支部長)、北海道遊技機商業協同組合(畠山和生理事長)、回胴式遊技機商業協同組合(大饗裕記理事長)北海道支部(中瀬祐詞支部長)の北海道遊技産業関連4団体は1月30日、札幌市内の札幌ガーデンパレスにおいて「北海道遊技産業合同賀詞交歓会」を開催した。

行政講話は、北海道警察本部生活安全部の大釜寛貴保安課長のメッセージを、福田好博事務所長(日遊協北海道支部)により「ぱちんこ業界の健全化について」が代読となった。大釜保安課長は、業界の健全化推進をテーマに特に注意すべき事項として①のめり込み依存防止対策②業界の健全化に向けた自主的な取組み③不正防止対策、の3点を要請した。

「のめり込み依存防止対策」において、自己申告・家族申告プログラムの導入や安心パチンコ・パチスロアドバイザー制度の充実、リカバリーサポート・ネットワーク(RSN)の支援など対策を講じていると承知しているが、引き続き深刻な依存を出さない取組みについて要請。「業界の健全化に向けた自主的な取組み」については、「のめり込みや依存を防止するためには、過度な射幸心を抑制することが重要であるため、適正な広告宣伝が求められています。ここ数年、広告宣伝のガイドラインをはじめとする各種ガイドラインを策定し、業界内のルールを定め、営業の健全化に向けた自主的な取組みを推進されていると承知しています。こうした業界の自主的な取組みが機能することによって、さらに健全化が進み、ひいては業界全体の社会的地位や社会からのイメージの向上にもつながるものと考えております。引き続き各種法令やガイドラインを遵守し、業界の健全化や法令の遵守の徹底に向けた取組みを推進していただきますようお願いします」と遵法営業について要請した。また、「不正防止対策について」では、「遊技機の不正改造事犯や賞品買取事犯は射幸性の適正管理を侵害するだけではなく、賭博との一線を画す上での根幹となる規制に違反する事案であります。道警では1月から遊技機の変更承認等に伴う調査についてさらなる適正化と合理化を図るための施行を開始いたしましたが、現地調査の趣旨は遊技機の不正改造の防止であり、不正改造を根絶する方針に変わりはありません。業界におかれましては、あらゆる機会を通じて店舗管理者や従業員に不正防止について周知徹底を図っていただき、これらの事犯の根絶に向けた取組みを徹底していただきますようお願いいたします」と新台入替等の実地調査一部省略への取組みには、不正改造の根絶に一層取組んで欲しいとした。

主催者を代表して、北海道遊協の合田理事長は、第27回参議院議員選挙(2025年7月)について、「今日、会場にお越しの皆様には大変多大なる協力とご理解をいただき、本当にありがとうございました。ご存知のように、遊技産業から初めて候補者を擁立し、全国で様々な団体が一つの目標に対して一致団結して活動した選挙でした」と謝意を述べた。続けて、「滅びゆくパチンコ産業と言われるような状況を打破するために、業界が一つになって活動を続けてまいりました。ただ残念ながら我々の夢叶わず結果は伴いませんでしたが、このように全国で同じ思いを共有し、様々な方が協力した。この結果は必ず近い将来は身を結び、業界にとってプラスの作用を働かせることと確信しております」と総括した。業界の諸課題については、「最重要課題であり喫緊の対応が求められているのが、遊技人口減少問題。これを止めないと全国で非常に多くの店舗が廃業を迫られ、店舗数が激減状態に陥っている。パチンコは古くから国民に愛される大衆娯楽。その要因と一つとして身近な娯楽である、というのが一つの大きな要因です。この身近であるというパチンコ店がなくなってしまう危機に直面しているのです」と現状を報告。「2026年5月2日土曜日、3日日曜日に我々ホール業界とメーカーが協力して『推しパチの日』、『推しスロの日』というイベントを計画している。あくまでも参加は任意になりますが、このイベントを全国的に展開していきたい」とファンの新規開拓や休眠ファンの掘り起こしに取組んでおり、各メーカーがアニメキャラクターなどホールでしか手に入らない独自のノベルティを提供したり、遊技経験のない方へ向けて「0円パチンコ」として展開していく計画。「これは業界にとって初めての試みで、全国のホールとメーカーが共同して新規顧客を獲得し、閉店の波を乗り越えたいとの強い思いからの実施となります。このようにホールとメーカーともに異なる団体が創意工夫を凝らしながら業界課題の解決に向けて今邁進していこうといった決意がここにはあります」とし、理解と協力を呼びかけた。

回胴遊商の大饗理事長は、2022年第26回参議院選挙において応援した木村義雄氏の繰り上げ当選の報について、「石の上にも3年半。皆さまに応援いただいた木村先生が、2月2日に当選証書を受け取る予定です。週明けには晴れて、2日付の官報(中央選挙管理会告示第18号)に告示された後に当選の効力が発生し、参議院議員となる見込みだとのメッセージを頂戴してきた」と報告した。「本当に今、業界は団体の垣根を越え、一丸となって様々な試みチャレンジによって、一人でも多くのファンをホールさんに足を向けて来ていただくように、ということで取組んでおります。我々販売業者も一緒になって何とかこの業界盛り上げたい。盛り上げるため、様々な取組みが必要であり、政治面においても必要であるということをやはり申し上げなければならない」と引き続いての職域支部として支援協力に理解を促した。

北海道遊商の畠山理事長は、「昨年は店舗数の減少など課題は残るものの、新たな取組みを進めた一年であった。地道な取組みを重ねることで、遊技人口や参加率などが微増するという明るい兆しもみられるようだ。今こそ皆さまと力を合わせ、歩みを共にすることにより業界の環境を変えていけると信じている」と乾杯の音頭をとり、懇親を深めた。中締めでは日遊協北海道支部の松谷支部長が会場に集まった152名に対し、2026年のさらなる健全化に心一つとした。