全日本遊技事業協同組合連合会(阿部恭久理事長)は3月18日、第一ホテル東京において、定例理事会を開催(48理事中45名出席)。その後、阿部理事長、星山聖達副理事長、太田裕之専務理事が記者会見を開催した。
【主な質疑について】
■理事長選任の日程について
任期満了に伴う理事長改選期にあるところから、4月20日立候補受付~5月7日まで行う。それを受け、5月12日立候補所信表明、複数立候補の場合含め5月14日全国理事会において理事長候補者選出。6月24日総会前の理事会で正式決定。立候補について聞かれた阿部理事長は、「なんともいえない」と明言を避けたが、東京遊協3月の理事会の審議結果次第となろう。
■「推しパチの日・推しスロの日」プレテストについて、新たなファンの拡大のためという目的のもと、5月2・3日にプレテストを実施。スマート遊技機20台以内の提供可能。パチンコ未経験の層を対象、プレテスト用限定景品も用意して、ファン拡大を目指す予定。今後、希望する店舗に説明を行い、厳正な運用を進める。今後、各県に持ち帰りプレテストの実施の希望ホールを募る。この取組みは、「お試しプレイ」「メーカー記念日」の一環として、「推しパチの日・推しスロの日」として告知物をホールに掲示、限定賞品の提供を行っていく計画。ホール関係4団体広告宣伝検討会において検討が続けられてきたもので、今回プレテストとして実施しようとするもの。「パチンコしたことがない方がなかなか多い。遊んでいただく機会を創っていかないといけないと感じている。それを継続していかないといけない」と阿部理事長は所感。
■業界のキャッシュレスの取組みについて。「そもそもどういうものがキャッシュレスなのかということです。ギャンブル等依存症対策の取組・検討状況が協議されていますが、クレジットカード等後払い決済について、そもそも与信でギャンブルをやることの是非について、事業者に廃止等見直しの検討が投げかけられている。まずは、開発している提供会社のシステム提案いただかなければ、何とも答えようがない。まずは遊びやすい環境を提供して遊技客の裾野を広げていったその上で、様々取り入れることが先決です。キャッシュレスだけが一人歩きすると、それは設備投資という面でホールの体力を削いでしまうのではないかと危惧します。インバウンドという面をとっても、実行していくためにはハードルが出てくるのではないか。順番を間違わないようにしないといけない」と全日遊連という組織としての姿勢を示した。
■受動喫煙関係では、現在、厚労省で受動喫煙に関する有識者による専門委員会「受動喫煙対策専門委員会」を設置。施行以来5年が経過する中、加熱式たばこの取扱いは暫定措置になっているところから、委員会では、実態把握を目的として各業界に向けてヒアリングが打診されている。全日遊連としても引き続き動向を注視するとともに、厚労省サイドでのエビデンスが提示される予定にもあり、その内容を見てから具体的な対応を進めたい考え。
【決議案件】
①理事長選任の日程について
②そごう・西武との「業務委託及び売買基本契約」の締結について
③2026年度第36回全国パチンコ・パチスロファン感謝デーギフト賞品について
【報告事項】
①パチンコ・パチスロ依存問題への対応について(RSN新デザインポスター制作配布の件・RSN新デザインポスターが配布となるが、新しい電話番号(050-5846-3952)に移行するところから、その周知に向け、掲示徹底を進めていく)
②「推しパチの日・推しスロの日」プレテスト及び情報提供システムについて(投稿数5792件(2026年3月末)中、1884件に是正勧告)
③推進機構の定例理事会及び臨時社員総会の開催(3月9日)結果について
④遊技機流通制度連絡会の開催(3月16日)結果について
⑤中古機流通協議会の開催(2月10日)結果について/同協議会は、全日遊連、日遊協、日工組、日電協、全商協、回胴遊商の構成で中古機用及び認定書の確認証紙の発給状況等について報告・協議。
⑥(株)ヤクルト本社のキャンペーンについて/「子どもの車内放置撲滅キャンペーン」「第36ファン感謝デー・ヤクルト特別セール」
⑦全日遊連「暴力団排除啓発ポスター」の作成および配布について
⑧その他 組合加盟店舗の調査結果について
・2026年3月18日時点での全日遊連加盟パチンコホールの営業店舗数は、前月比18店舗減の5762店舗。新規店舗数は0店舗、廃業店舗数は19店舗、休業店舗数は70店舗(当月中に休業した店舗は10店舗)。遊技機の設置台数、パチンコが171万7558台、パチスロは126万3998台、合計298万1556台。

