全国青年部会 第15回遊技業青年部全国交流会を開催

兵庫県パチンコ・パチスロ組合連合会青年部会(新井稔史部会長)がホストとなった「第15回遊技業青年部会全国交流会」は2月17日、神戸メリケンパークオリエンタルホテル(兵庫県神戸市)において開催。全国から1都2府16県遊協の青年部会員、MIRAI青年部会員ら総勢約120名近くが参集した。

第1回は、平成22年(2010年)に遊技業のこれからを全国の青年部会員と共に考え、連携を図り、業界の様々な問題等を認識、共有して情報や意見交換する場として兵庫県で開催。以後毎年(コロナ禍は除く)持ち回りに交流を重ねてきた。第15回となる交流会は2回目となる兵庫県が担当することになった。

全国交流会の基調講演として、佐藤舞氏(合同会社デルタクリエイト代表・桜花学園大学客員教授)による「確率思考と企業経営」。パネルディスカッションでは、「次世代パチンコホール経営3.0」をテーマに、ジー・アンド・イー(株)、メディアシステム(株)、(株)マースエンジニアリング、ダイコク電機(株)のパネリストを交え、新井部会長が進行役を務めて、これからのホール経営について視点を出し合った。

昨年より「パチンコ・パチスロ組合」としてスタートした主催県として挨拶に立った新井部会長は、「私自身この全国交流会に参加してきた一人。感じることは近年の業界情報が過多(玉石混交)の様相になっている。その情報過多が年々加速する中、どう取捨選択していくかが問われています。その問題意識で今日は皆さんと考えていきたい」と学びの場として多数の青年部会員の参加に感謝を述べた。

基調講演において佐藤講師は「確率思考と企業経営~経験と勘に頼ってきた属人的な意思決定からの脱却~」とのテーマを掘り下げた。ビジネス系の人気YouTuberとして活躍する「サトマイ」こと佐藤舞氏。大学時代に統計学を習得し、新卒入社先はパチンコチェーン。パチンコ店勤務では、ホール業務全般を経験、「店長と副店長(役職)以外の業務(教育含)はほとんど担当しておりました。入社した最初のゴールデンウィークの忙しさは今でも忘れられません」という。26歳で独立。YouTubeチャンネル「謎解き統計学・サトマイ」でブレーク(チャンネル登録者数44.8万人)中。講演では、情報の渦の中で経営判断を求められる経営者のEBPM(エビデンス・ベースト・ポリシー・メイキング。 証拠に基づく政策立案)について考察。AIやDX導入のポイントなどを通して、挑戦を恐れず、変化を楽しみ、データの活用を通して意思決定コストを削減、スピーディで精度の高い意思決定につなげて欲しいと期待した。

続いてのパネルディスカッションでは、「次世代パチンコホール経営3.0~情報の渦を制する~」をテーマに、三木田弘道氏(ジー・アンド・イー/代表取締役社長)、山本真照氏(メディアシステム/シニアマネージャー)、山本貴大氏(マースエンジニアリング/営業企画部)、服部祐治氏(ダイコク電機/上席講師)が登壇。双方向コミュニケーションツールの「スライド(slido)」を使って、青年部会員からの質問や意見にも応えた。パチンコ業界は他業界では類を見ないほど多岐にわたる膨大なデータを有している、AI技術やテクノロジー発展によりこれから起こりうる変化についてや、業界の進化について考察した。新井部会長は、「情報テクノロジーは日々進化しています。情報もまた急激です。AI技術などを駆使し、今後、実践していくのは、若手経営者(青年部会の一人ひとり)だと思います。業界は大変厳しいというのが、様々な会合での枕ことばになっている昨今ですが、今日の交流会で、まだまだ可能性のある、やりがいのある業界だと感じています」と、全国交流会の開催と継続の意義を呼びかけた。

【参加都府県】
岩手県、福島県、東京都、茨城県、山梨県、岐阜県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、和歌山県、岡山県、広島県、福岡県、佐賀県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県