三重県遊技業協同組合(権田清理事長)は11月27日、組合会議室においてフリースクール「三重シューレ」に対して約554万円を寄贈した。
三重遊協は、社会貢献活動の一環として平成15年からフリースクール「三重シューレ」の家賃補助、平成28年からは全額給付型の奨学金制度(金のハートの奨学金制度)を発足して支援を継続している。また、平成31年度(令和元年度)からは、飲料メーカーの協力を得て、三重シューレを対象とした寄付金型自動販売機の増設・運用を行っている。
遊技業界においては、近年は遊技人口の減少・設備投資の高騰化など、極めて厳しい経営環境が続いているものの、本年9月の理事会において、社会貢献活動を継続する座右の銘「社会貢献の灯は消さない」を決議し、「金のハートの奨学金」として約526万円、三重ファン感謝デー売上の一部から約28万円の総額約554万円を寄付した。
27日に贈呈式を実施し、権田理事長が三重シューレの石山佳秀代表に目録を贈呈。石山代表は、「フリースクールの活動に深い御理解をしていただき、かつ毎年毎年多額の寄付をしていただき心より感謝申し上げます。寄付金は、家賃助成など子供たちのために有効活用させていただきます」と感謝を述べた。
なお、贈呈式には地元の三重テレビが取材に訪れ、その状況はテレビのニュースで放映されるとともに、Yahoo!ニュースでも掲載されたことで、同組合の社会貢献活動が広く周知できたという。

