ユニバーサル 「ユニバーサル杯女流名人戦」4年連続の同一カードはじまる

(株)ユニバーサルエンターテインメント(本社/東京都江東区)が特別協賛する「ユニバーサル杯女流名人戦」(主催・報知新聞社、日本将棋連盟、出雲市)は1月18日、島根県の出雲文化伝承館「松籟(しょうらい)亭」において、第52期女流名人戦第1局を開催。福間香奈女流名人に西山朋佳女流二冠が挑む対戦カードは4年連続となり、西山女流二冠が先勝した。

畠山鎮八段の立会、記録係は崎原知宙女流1級。庄子善行取締役((株)ユニバーサルエンターテインメント)の振り駒で、歩が4枚出て福間女流名人の先手番となった。9時30分、畠山八段の対局開始により、福間女流名人は5六歩と初手。戦型は福間女流名人の居飛車、西山女流二冠の向かい飛車という対抗形へと進んだ。駒がぶつかることのない開始間もなく、わずか14手目で西山女流二冠が初王手し、緊張感が走った。序盤から相撲の組み手「ケンカ四つ」のような攻防となり、がっぷり組み合った。西山女流二冠が先に馬を作り攻勢をうかがい、福間女流名人が先手の勢いで押し返そうとする、難解な駆け引きが続いた。16時46分、駒得の厚みでリードを加えていった西山女流二冠が104手で初戦をものにした。

女流名人戦は、現在行われている将棋女流タイトル戦の中では最も古く、1974年度創設。1993年度開催の第20期より、アルゼ(株)(2009年11月1日に(株)ユニバーサルエンターテインメントに社名変更)が特別協賛となり、2015年より「岡田美術館杯女流名人戦」として毎回、第一局は岡田美術館において開催していたが、昨年(51期)は女流名人の出産等の調整で3月関西将棋会館から始まった。今回(52期)より、ユニバーサル杯の冠名で、新たな一歩を踏み出した。

なお、第2局は関西将棋会館(1月30日)において両者にとって100戦目の対局となる(福間女流名人54勝、西山女流二冠45勝(奨励会時代を含む)となっている)。