【総会】神奈川遊協 伊坂重憲理事長を八選

神奈川県遊技場協同組合(伊坂重憲理事長)は6月20日、横浜市内の横浜ベイホテル東急において、令和7年(第59回)通常総会を開催し、役員改選において、伊坂理事長を八選した。

伊坂理事長は、広告宣伝では、ガイドラインのもと、全国共通した取組み、依存対策での自己申告・家族申告プログラム等積極的な取組み等、粛々と進めていることに謝意。現下のパチンコ営業は厳しい状況が続き、多くの仲間を失ったとし、「一刻も早く、私たちの思ったような営業方法ができるようにして、多種多様な遊技機を設置して、多くのお客様に喜んでホールに足を運んでいただけるよう変えていかなければなりません。パチンコは昭和の時代から愛され続けています。まさに日本の文化といえます」と大衆娯楽の提供にまい進してきたとした。続けて、業界売上規模、従事者、納税面、そして多様な社会貢献活動などを通じ、業界パーパスに則った存在へと取組んでいる。業界が連携し団結して遊技産業の正念場にあると、一層の総親和を呼びかけた。

来賓として、神奈川県警察本部から大窪太郎課長(生活総務課)、髙梨公一室長(暴力団対策課暴力排除対策室)が祝辞。大窪課長は、営業の健全化適正化はもとより、地域に寄り添った各種社会貢献活動に敬意を表した。また、ネットカジノに関する法改正があったが、依存対策について組合挙げた取組みについて評価した。続けて、県内治安情勢について報告し、悪質巧妙な特殊詐欺の増加に警戒感を促した。

全142社中、出席140名(委任状含む)の総会成立報告に続き、組合物故者に黙とうを捧げた。その後、組合功労者表彰では、永年勤続(30年、20年)28名、社会貢献活動(2個人・4支部組合・企業)を表彰した。議事に際しては、小林昇副理事長、原田佳朗理事、三井寿浩理事の議長団を選出。全10議案を上程し、原案通り承認した。役員改選では、理事38名、監事2名を選任した。その後、理事会を開催し、理事長に伊坂重憲氏のもと新体制を編成した。

懇親会の冒頭、伊坂理事長は、「来年60回の総会ということで節目の年が迎えられるよう実り多い1年としていきたい」と連携拡充していくことを強調した。来賓の田中和徳衆議院議員、木村義雄前参議院議員、長田進治県議会議長、太田裕之専務理事(全日遊連)、大饗裕記理事長(回胴遊商)、金光淳用代表理事(MIRAI)、千原行喜副会長(余暇進)の祝辞に続き、中村昌勇会長(全商協)の乾杯の音頭により懇親を深めた。

【新役員】(敬称略)
理事長/伊坂重憲
副理事長/飯島隆史、小林 昇、鈴木 宏、伊藤岳彦、小巻嵩典
専務理事/佐藤信晶

神奈川県遊技場協同組合