宮城県遊技業協同組合(新井清浩理事長)は5月28日、パレスへいあん(仙台市青葉区)において、令和7年度通常総会を開催。功労者表彰において鈴木学氏(副理事長)、永年勤続(30年1名、20年20名)を表彰した。
新井理事長から、「遊技業は、店舗数が減少し、遊技ファンも減少し、非常に厳しい状況です。一致団結して協力して盛り上げていきましょう」と総会意義を述べた。また、のめり込み問題対応に関係して、全国でも営業時間が長いという実態に向き合い、組合として自助努力している状況を説明し、理解と協力を求めた。
組合員数45名中、本人出席13名、代理出席15名、委任状15により総会成立。来賓として宮城県警察本部生活安全部から鈴木淳生活安全企画課長が出席。「安全安心を実感できる社会の構築」に取組んでいる事に協力要請し、ぱちんこ営業に向け、依存症問題等の電話相談機関の周知、自己申告・家族申告プログラムの導入、各種ガイドラインの取組み等について挨拶。業界の社会貢献活動について敬意を表するとともに、子どもの車内放置防止への取組みなど、安全安心な社会づくりに一層の協力を呼びかけた。
議事に際しては、鈴木学副理事長、武本信彦副理事長を議長団として、8議案を上程、原案通り承認した。社会貢献活動では、14団体に396万5000円を寄付。各組合員企業などは、様々に地域に根ざした福祉貢献を行い1240万円規模であったと報告。また、役員の補充選任においては、専務理事について千葉昭雄氏の退任を受け、佐々木裕之氏を選任した。
祝賀会で、新井理事長は、東北地区において関係団体が一致協力して業界の健全化にまい進していくことが重要と呼びかけた。続き、髙橋一則理事長(東北遊商)、谷口久徳支部長(日遊協・東北支部)が来賓を代表して祝辞。鈴木正浩支部長(回胴遊商業・東北支部)の乾杯の音頭により、懇親を深めた。