全商協所属の関西遊技機商業協同組合(小西哲也理事長)は1月23日、滋賀県草津市の滋賀県立長寿社会福祉センターにおいて、社会貢献活動の一環として、滋賀県社会福祉協議会(市川忠稔会長)へ車イス計5台(自走式1台・介助式4台)を寄贈し、同協議会より感謝状が贈られた。
センターの玄関エントランスで開催された寄贈式典では、関西遊商の加藤副理事長から社会福祉協議会の市川会長に目録が渡され、市川会長より感謝状が贈られた。組合社会貢献活動の一環として昨年10月に開催された組合開催のチャリティゴルフコンペによって集まった浄財を基に、近畿2府4県の社会福祉協議会に車イスを寄贈する活動も今年度で13回目を数える。
挨拶に立った関西遊商の加藤副理事長は、「社会貢献の中でこの活動は、今年度で13回目を迎えます。2012年から毎年40台の車イスをこの滋賀県を含む近畿2府4県に寄贈させていただき、今年度で合計520台となります。我々遊技業界は、新型コロナウイルス感染症の影響がいまだに大きく残り、大変厳しい状況にあり、市場規模、ホール数もピークの半分以下となっていますが、この車イスの寄贈は組合の社会福祉貢献の柱として組合員の理解をいただき、多くの浄財が集まっており、社会貢献活動の推進に力を注いでいく所存」と述べた。また、社会福祉協議会の市川会長は、「毎年ご寄贈いただいている車イスは今年度で65台にもなります。高齢者が増え、子どもたちが少ないという状態の中、団塊の世代が2025年には後期高齢者になり、高齢化が進んでいきます。我々社会福祉協議会の使命は温かい心と必要な支援が届く取り組みです。その取り組みの中で、こういったご寄贈を賜ることは我々にとって本当に心強いと感じており、貴団体の活動を大変嬉しく思っております。ご寄贈いただいた車イスは、県内各地で外出サポートや子どもたちの車イス体験など有効に活用させていただきますので、引き続きご支援賜ればと思っております」と語った。