【総会】大阪青年部 金森健鎰部会長を再選

大阪府遊技業組合連合会青年部会(金森健鎰部会長)は5月27日、大阪市天王寺区のシェラトン都ホテル大阪において、第38回定時総会を開催。役員改選において、金森部会長を再選した。

冒頭、金森部会長は、「青年部会は変革と挑戦の精神のもと、活動してきた。特に未来っ子カーニバルの企画立案から実施に取組んだ。兵庫や京都の青年部会(三都部会)が連携を図り、今の若者がホールにどのような思いや考えを知るため、学遊連の学生を招いた合同勉強会を開催し、ホール営業に関する貴重なヒントを得ることができた。今後も業界の発展に向けて団結し、取組んでいきたい」と青年部会の活動指針を述べた。

親組合を代表して、平川容志会長(理事長)からは、「社会情勢は刻々と変化し、娯楽も多様化しています。業界が一丸となり、地に足をつけ、一歩一歩堅実に遊技環境の整備を着実に進めることが、打開策と思います。青年部会からは多くの部会員が大阪遊協の要職に就き若い力を発揮しています。この若く新しい力こそが、将来の大阪遊協を背負い、業界全体の発展に導いてくれるものと期待しています」と青年部会の各種活動を強く望んだ。

来賓には、大阪府警察本部生活安全部保安課の畠久保毅管理官、坂口健悟係長が出席。畠久保管理官からは、未来っ子カーニバルは全国的に注目される社会貢献活動であると高く評価した。現在、大阪関西万博が開催されており、安全安心な大阪の実現に官民挙げた連携を呼びかけた。業界に対しては「ぱちんこ営業の健全化」について3点を要請。①基本の遵守(遵法営業がなされていることを前提として遊技機の変更承認申請および認定申請における現場検査の運用を行っているが、検査日の連携がうまくいかないケースがあったこと、申請書のケアレスミスが散見されたことなど、基本に則った対応)②ギャンブル等依存の推進対応(ギャンブル等依存症対策基本推進基本計画に基き、自己申告・家族申告ブログラムの更なる推進)③ホール周辺における子どもの車内放置事故の防止(幼い命を守るべく巡回活動を実施しているが、放置発見が散見されており、防止活動にさらなる包括的な対応)を要請した。

議事においては、3議案を上程し、原案通り承認した。任期満了に伴う役員改選では、金森部会長を選任した。再選された金森部会長は、「業界は依然として厳しい情勢にあるが、皆さんと知恵を出し合い、業界のみならず社会貢献活動を通じて、地域社会との連携を深め、多方面に業界の存在感を示し、業界や地域社会に貢献できる青年部会を目指したい」と抱負を述べ協力をよびかけた。

第二部では、ソフトバンク元特別顧問の嶋聡氏が「孫正義と松下幸之助に直接学んだ成功のコツ」と題して講演。松下政経塾の第2期生で衆議院議員を3期務めた後、ソフトバンクに入社し、孫正義氏の右腕として同社の成長を支えてきた。成功の素養として「愛嬌と運」を伝授した。飛躍の経営戦略・AI革命へのリーダーシップ3原則として①正確性にこだわらず大胆なビジョンを提示②行動を促す目標は明確に、期限を切って③有言実行で皆を巻き込む、など「成功への道が開ける」とした。

大阪府遊技業協同組合