東京遊協 平成30年度遊技場経営者研修会実施



東京都遊技業協同組合
(阿部恭久理事長)1017日、東京・中野区の中野サンプラザにおいて平成30年度遊技場経営者研修会を開催。挨拶に立った阿部理事長は、「遊技場経営者研修会は今回で16回目となり、組合員企業の経営者が一堂に集う唯一の機会となっております。この場を活用し、東京都の組合員が一丸となり、結束を高めていく場としていきたい」と開催意義を述べた。

阿部理事長は、幼児の車内放置対策、安心パチンコ・パチスロアドバイザー対応、高射幸性回胴式遊技機の自主規制の3点について要請した。

(1)今夏、厳しい猛暑の中、都内そして全国でも幼児の車内放置事故は無かった。しかしながら、全国では5467名の未然事故発見があり、都内でも過去最高4件もの発見があった。10月中旬とはいえ暑い日もあり、今しばらくホール周辺の巡回励行を要請。

(2)安心パチンコ・パチスロアドバイザー講習会は、昨年から16回開催。すでに都内で2418名のアドバイザーが誕生。これで都内840店舗におおむね3名のアドバイザーがいる数になった。ただ数店舗は無受講でアドバイザー不在。9月末、ギャンブル依存症に対する実証研究とそれに従った啓蒙活動を行うアメリカにおける唯一の民間依存対策機関NCRGの関係者と意見交換を行い、アドバイザー講習の取組みに高い関心を寄せているとの事だった。お客様が安全安心にご遊技いただけるような環境づくりに更なる協力を要請。

(3)高射幸性回胴式遊技機の設置比率の自主規制は、我々が自ら決めた事です。必ず守るという姿勢をしっかりと示し、11月予定していたパチスロサミット2018が延期されたように、6号機の保通協適合が予想以上に少ない状況が続いているが、遊技機メーカー各社には市場に十分な遊技機を供給いただけるよう要請している。

「今後、業界への不信感が広がる事のないよう、組合員一人ひとりが誇りをもって、社会の一員である事を十分に認識してやるべき事を粛々と実行し、信用ある業界に成長する事が最優先」と当面の諸課題を説明した。


続いて、警視庁保安課の高橋正樹風俗営業係長は行政講話。ぱちんこ営業が今後も健全な遊技として広く国民から支持されるために文字通り、遊技として楽しめ遊べる環境を整える必要があるとして、今後取り組まなければならない事について8項目を要請した。

(1)射幸心を抑える取組みの推進について/警視庁管内のぱちんこ店は、平成71679店をピークとして23年連続して減少。自己の利益のみにとらわれ、違法な広告宣伝を行う店が散見される。ぱちんこ代を捻出するために犯罪を犯す事件も現実。事件の発生それ自体は、そのユーザーの資質と思われがちだが、このような事件報道が繰り返されるとぱちんこ自体が社会悪と抱かれかねない。そうならなないために遊技機環境の健全化を要請。

(2)ぱちんこへの依存問題対策について/法改正により管理者の業務として、RSNの営業所内外での周知、自己・家族申告プログラムの導入、18歳未満の立入り禁止の徹底が義務付けされていますので、形骸化する事のないよう実施。関係閣僚会議の論点整理では、RSNの他、本人・家族申告によるアクセス制限の普及、ぱちんこ営業所におけるさらなる依存症対策など課題となっている。一部、経過措置の対象の遊技機の中、検定・認定の有効期間を満了した遊技機を未だに設置している状況があるようだ。再度、適切な遊技機かどうかチェックして、必要があれば入替。

(3)不正改造の問題について/不正機がはびこっていては、国民の信頼を得る事はできません。遊技機の性能に影響を及ぼす部品交換について、承認を受けないケースが散見される。管理者の変更承認申請の認識不足から発生しているケースが多いようだ。

(4)賞品の買取問題について/営業所内で、賞品買取所の地図や営業時間を記したり、口頭で指示したりするなど、散見される。今一度法の趣旨を理解して、従業員の末端まで徹底を要請。

(5)等価交換規制について/いかなる賞品であってもこの規程に従わなければいけない事を念頭にして、遵法営業の徹底を要請した。

(6)広告宣伝等の健全化について/一部、ブログなど利用し隠語で表記、掲載し短時間で削除するなどしたやり方。また遊技中に従業員が耳元でイベント開催をささやく。あるいは、雑誌取材を名目とした広告宣伝など、依然として散見。指導を受けた場合は適切な対応を要請。

(7)暴力団排除について

(8)犯罪の未然防止と防犯対策について


その後、カラテカ・入江慎也氏を招き「みるみる距離が縮まる!入江流コミュニケーション術」と題して、特別講演を開催。入江氏は、「LINEの友だち登録5000件」「約1万人の人脈を持つ」など業界を問わず広い交友関係を持つ“人脈芸人”。自分の武器を最大限に活用、相手に興味を持ってもらうように工夫する事が大切とコミュニケーション術「WBC」についてレクチャーした。入江流のWは「笑いましょう」、Bは「ビックリ!(リアクション)」、Cは「チェック(アンテナをはって情報を調べておく)事を心がけているという。ビジネスパーソンとして当たり前の事を続ける事がどれだけ難しいか、それが信頼や結果につながるという、人間関係とビジネスのちょっとしたコツを軽快なトークで語った 。


最後に、日本たばこ産業()より「受動喫煙防止に関する法令対応について/加熱式たばこのご紹介」など報告連絡を行った。



高橋係長



入江講師



日本たばこ産業は受動喫煙対応と加熱式たばこの紹介特設ブースを設営

東京都遊技業協同組合

2018.10.18 更新

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