【現地ルポ】東日本大震災 取材日誌8     3月22日

(このレポートは仙台でパチンコ業界誌「フェイム」を発行している、ほくとう通信社の代表、友道学氏に寄稿していただきました。友道氏は地震発生時、群馬にいて難を逃れ、14日に事務所のある仙台に入りました。)

 
 

 

 関連記事

取材日誌1(3月15日)

取材日誌2(3月17日その1)

取材日誌3(3月17日その2)

取材日誌4(3月18日)

取材日誌 番外編

取材日誌5(3月19日)

取材日誌6(3月20日)

取材日誌7(3月21日)

取材日誌8(3月22日)

 

 

3月22日
連休が終わり、暦も本格的な春へとなりました。地震発生から12日目になるのですね。私の体内時計はまだ、3月14日午前6時30分に仙台に向け出発した時から何時間もたっていない感覚です。まして天候が冬型とあれば、春だなんて思えるハズもありません。心も真冬です。しかし、確実に春は北上しているのですね。
 

藤崎正面入り口に展示された河北新報の報道速報

 

  春の訪れを感じさせてくれた人達が仙台に来ました。日遊協ボランティア隊・白石隊長と江口都・関東支部事務所長、そして業界誌記者の中台さんです。ボランティア隊の先遣隊として実情を視察に来たのです。「日遊協として何ができるのか、ボランティア隊はどのような働きをしたらよいのか等の方向性を見つけるためにやってきました」と白石隊長。たくさんの援助物資を積んで、春の香りを運んできてくれました。当初は、深谷会長自ら仙台入りと聞いていたので、会長は?と思ったのですが、深谷会長は全日遊連等と震災の対応策を協議するため来ることができなかった」との説明を受け、「業界も真剣に被災地支援を進めているのだな」と熱くなってきました。それにしても、3人が東京を出発に際して、「早朝から物資の積み込みをしようとした時、名古屋から深谷会長が自動車で駆け付け、一緒になって積荷作業をし、見送ってくれた」そうで、「さすが深谷会長!!」と感激しました。(私事ですが、日遊協・深谷会長、ウィン・高橋専務、同友会・平澤副理事長、名指しでの激励いただきありがとうございます。元気が出ました。)
 

彼岸に墓参りした人も多かった

 

  この先遣隊は、今日は『難民を救う会』を訪問し、激励と意見交換を行い、いよいよ明朝は被災地に入る予定です。そのようなことで、本日の私は、朝から日遊協東北支部に詰め、高橋文良事務所長と共に3名の到着を待っていましたので、外へは出かけませんでした。3名の到着を待っている間、高橋所長と昼食をとりました。所長の奥様が作ってくださった稲荷ずしと鳥の空揚げ、厚焼き卵。美味しかった。肉類、卵等は何日ぶりに食したでしょうか。(実際にはまだ10日程度しか経っていないのですが)実は、20日夜にダイナムの佐藤会長とお会いした時に貴重な焼き肉がテーブルに出されていたのですが、緊張したのかなぁ、箸を出すことができませんでした。しかるに、今日が久しぶりのたんぱく質補充です。奥様、御馳走さまです。ありがとうございました。
 

街の様子を見てドナルドはどう思っているのだろうか?太白区鈎取のショッ
ピングモールで
 

 

ニラク仙台南店の張り紙

 

  さて、被災地でも被害の大きかった青森県、岩手県、宮城県、福島県、東北遊商、日遊協東北支部の18日現在の被害状況をお伝えしておきます。
 

<青森県>
三八・上北支部34店舗中(休業1店含む)約半数の店舗が被害に遭ったようです。津波での損壊や壁面部の亀裂、天井の落下等はあったものの、「現在は営業を再開している」組合員は全員無事であった模様。店長研修会でも津波対策をしていたため、予備知識や対策が講じられていたことが功を奏したのでは・・・。
 

<岩手県>
大船渡・釜石・陸前高田・山田・宮古などは被害が甚大なため連絡がつかない状況ですが、情報をまとめて推測すると、大船渡は7〜8店舗は壊滅もしくは大打撃を受けているのでは。釜石の5店舗は壊滅状態。陸前高田も高台に位置している数店を除き壊滅状態。その他も同様ではないだろうか。県遊協では、「安否確認も取れない組合員もいる」と話しています。
 

<宮城県>
現在、安否確認中。被害が少なく、営業再開のめどが立っている店舗は20店舗程度。その他は、何らかの被害を被っている。電気が開通していない地区が多く、営業開始には時間がかかる見込み。
 

<福島県>
被災地組合員の安否確認はすべて終了。全員無事が確認されています。店舗に関しては太平洋側は連絡が取れない状況。多くの店舗でガラスの破損、壁の崩落、亀裂が確認されています。全壊した店舗もある模様。尚、福島県では東京電力の原発事故による避難勧告を受けている地域があるため現地にも入れず、手つかずの状況もある。「見込みはたっていない」ようです。
 

<東北遊商>
  組合員は、79社中全員無事。ただし、親族に安否不明者がいる組合員が複数人いるようです。会社建物に関しては、全壊は無いものの半壊、津波による浸水、その他建物における破損、亀裂、崩落、ネットワーク機器の倒壊など、いずれかの被害はほぼ全社に及んでいます。また、自宅の被害が大きかったために避難所生活を余儀なくされている組合員も現在いる模様。
 

<日遊協東北支部>
11社会員は全員無事。岩手県ホール企業3社では、営業の目途が立たないほど被害が大きかった店舗は合計8店舗。復旧に数カ月要する店舗は合計3店舗。従業員で連絡が取れない者、多数。確認状況の報告にはまだ時間がかかりそうです。
 

業界誌『フェイム』ほくとう通信社 友道学 

 

関連記事

取材日誌1(3月15日)

取材日誌2(3月17日その1)

取材日誌3(3月17日その2)

取材日誌4(3月18日)

取材日誌 番外編

取材日誌5(3月19日)

取材日誌6(3月20日)

取材日誌7(3月21日)

取材日誌8(3月22日)

2011.03.23 更新

月刊「娯楽産業」電子版はこちら
Goraku Special Report

全国遊技場名鑑

2021年 西日本編
全国遊技場名鑑 西日本編
2022年東日本編
全国遊技場名鑑 東日本編
購入・年間購読申込み
大阪元町パチンコ関連業者マップ
ホームに戻るページの先頭に戻る