【現地ルポ】 東日本大震災 取材日誌5    3月19日

(このレポートは仙台でパチンコ業界誌「フェイム」を発行している、ほくとう通信社の代表、友道学氏に寄稿していただきました。友道氏は地震発生時、群馬にいて難を逃れ、14日に事務所のある仙台に入りました。)

 

 

 

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3月19日

今日は、東北遊商の理事長室を開けてもらい私の仕事部屋としました。組合の理事さんらの計らいで、一人でいるより多くの人と接した方がいいとのことだからです。有難かったです。地震の翌日も休日を返上して東北遊商の職員さんがたは皆出勤しています。自宅のかたづけもままならないと言うのに、組合員の安否確認、書類の整理、年度末決算等の準備、組合員の対応、諸々に忙しく仕事をしています。そうした中にあっても、昼休みの僅かな時間、全員でカップ麺と職員の御家族が持たせてくれたおにぎりを分けあいながら食べる時間が和やいだひと時です。

 

ところで、東北遊商では、18日に被害のなかった組合員さんが、食糧難で難儀している組合員さんへ水、カップ麺、米、レトルト食品、お菓子・缶詰などを交通事情の悪い中、次々と運ばれています。組合員さんの善意と組合からの支援要請に応えてのことだそうです。これを理事の方々が被災した組合員各社に割り当て、配給品を受け取りに来ています。「まずは、組合員の救済からだ」と渡邉理事長は話しています。また、志賀副理事長の話では、被災した東北4県に対し義援金を独自に贈ることが決まったとのこと。それとは別に、第2ステップとして何らかの街頭支援を検討中としています。


一方、回胴遊商の動きは素早く、仙台市にある東北支部事務所には、本部から大量の支援物資が送られてきており、支部会員に配給されるとともに、組合員各社へ義援金が十分なる額振り込まれています。くわえて、組織の壁を越えて、東北遊商組合員へも水1000ボトル贈る準備をしているとか。素晴らしい決断と善意に第三者ではありますが感動しています。
 

本日夕方、ダイナムの佐藤洋治会長が山形経由で仙台入りしました。東北エリアの苦難に陣頭指揮で臨むのでしょう。これまた行動力と決断の速さに驚きです。このほか、日遊協の深谷会長が22日に仙台に入ります。日遊協ボランティア隊の先遣として実態把握のため、会長自ら先陣を切ったものなのでしょう。まだまだ、余震が続く仙台に続々と業界の重鎮が危険を顧みず入ると言うことは、それだけ今回の災害が類を見ない大きさであったことや業界の存亡に大きく影響しているものだと言う表れではないでしょうか。
 

津波で壊滅的な打撃を受けた岩手県や宮城県のみならず、放射能汚染の恐怖の中にいる福島県民と関東各都県民、計画停電で規制を受けている関東の人々を考えると東日本(ほくとう日本)の全国民が、苦しさ名中にあると思います。多賀城で自宅避難している男性が言ってました。「避難所暮らしは細々ながらも生きられるだけの物資は送られる。しかし、自宅避難者にはそれがない。日数がかさめばかさむほど備蓄はなくなる。誰が助けてくれるのか」。これと同じ気持ちなのが関東各都県民なのでは・・・。震災に遭った東北の人達も援助を頼っているのではありません。ただ、いまこの時点では自立ができないので、有難く支援を受けているのです。皆様方の犠牲のもと申し訳なく思いながらも有難く感謝しているのです。どうか、被災者の苦悩もご理解いただくとともに、苦しみを共有してくださっている全国の方々にも「負けるな!負けないぞ!」と叫びたい気持ちです。
 

明日(20日)はいよいよ、塩竃に入ります。覚悟はしていますが、異様な悲しみの町になっているのでしょうね。また、ルポいたします。おやすみなさい。

 

 

業界誌『フェイム』ほくとう通信社 友道学

 

 

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2011.03.20 更新

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